【おすすめ漫画】ストレス解消にもなる涙活!泣ける漫画3選①

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涙活(るいかつ)って?

涙活(るいかつ)とは、意識的に泣くことでストレス解消を図る活動。寺井広樹氏によって考案、提唱された造語である涙を流すことにより、人間の自立神経は緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わる。涙活は、この仕組みを利用したストレス解消法とされている。

引用:涙活 – Wikipediaより

2013年からスタートされたこの活動。私が知ったきっかけは正直覚えていませんが、とくに20代の頃はストレスが溜まっているなぁと感じた時に「そろそろ涙活しよう・・・」なんて言って、徹夜で泣ける漫画やアニメ・映画を観ていました。提唱されている通り、何となく鬱々とした気持ちがすっきりするので、その効果は確かなものだと思います。

そんな涙活におすすめの漫画を3作品ご紹介します。
(熱量ありすぎて一記事内に書ききれなかったので、3回に分けます!笑)

少女漫画と侮るなかれ。自分にも他人にも優しくなれる「フルーツバスケット」

作品概要

高屋奈月先生により1998年から2006年にかけて「花とゆめ」で連載。十二支をモチーフ(=呪い)にしたファンタジー作品。序盤はドタバタラブコメディの色が強めですが、中盤以降はキャラクターたちが個々に抱えるトラウマや葛藤、家族・一族間の確執を中心に描かれていきます。呪いや家族の問題を通して、自己を受け入れていく過程が丁寧で、深い人間ドラマとして評価されています。

あらすじ

女子高生・本田透は事故で母を亡くし、父方の祖父に引き取られるも、訳あってテント生活をし始めます。しかし、選んだ場所は偶然にもその地で有名な「草摩一族」が所有している山中で、敷地内の一戸建てに住む同級生の草摩由希と、家主・草摩紫呉と出会うことに。

その出会いをきっかけに紫呉宅に居候することになった透は、引っ越し当日、由希に決闘を申し込みに突如現れた草摩夾を止めに入ったことで草摩家に十二支に纏わる呪いがあることを知ります。

登場人物

  • 本田透
    父とは幼い頃に死別。高校1年生時には事故で母を亡くしてしまう。そんな境遇の中でも前向きにバイトに励み、諸事情でテント生活となっても楽しみを見出そうとする逞しい一面がありながら、争いごとは好まず、どんなものでもありのまま受け入れる心優しい性格で周りの人間の心を癒す。
    母親から聞いた昔話の影響で、十二支に入れなかった猫に思い入れがある。
  • 草摩由希:十二支「子」
    透と同じ高校に通う同級生だが、透とは居候することになるまで関わりはなかった。容姿端麗・成績優秀で学校内では「プリンス・ユキ」と呼ばれ、熱狂的なファンクラブもある。しかし、本人は中性的な顔立ちにコンプレックスを抱いている。優しく温かく接してくれる透に対して、王子様的に女性として扱っているが・・・。
  • 草摩夾:十二支「猫」
    透・由希と同学年。十二支の仲間に入れなかった「猫」の物の怪憑きのため、草摩を名乗りながらも外の人間としての扱いを受けている。また、呪いを受けている十二支の影響もあってか、由希を疎ましく思っている。
    短気でぶっきらぼうな性格のため、当初は透に対しても強い態度で接していたが、のちに猫憑きであるが故の孤立感や「本来の姿」を受け入れてくれた彼女に心を開いていく。
  • 草摩紫呉:十二支「犬」
    純文学の小説家であり、透らが居候する家の主で保護者的な存在。年長者として真面目な持論で諭すこともあるが、基本はふざけた言論ばかりで、本心をはぐらかしているようにも見えることから、かつての交際相手には「さざ波のようだ」と評されている。十二支の呪いについて詳しく知っているようだが、核心は教えようとしない。優しい大人の男性にも見えるがどこか欠けている、謎めいた存在。

フルーツバスケットのここが良い!

十二支の呪いは、親子間の呪いでもある

十二支の呪いは「異性」に抱きつかれること(例外あり)で発動することから、序盤はわりとラブコメディ的に変身演出がありました。深い人間ドラマとして評価されるきっかけになったのは、やはり猫の物の怪憑きである夾の存在だと思います。彼の、十二支から外れた猫であるがゆえの苦悩、不遇な人生、そこから見える草摩家という歪な存在。そもそも「呪い」と称されている時点で、良いものではないのです。

本作のテーマのひとつでもある「親(母)からの愛情」も呪いの一つ。
元々、家格の高い草摩家で十二支の物の怪憑きを生んだ親らはより優遇された人生を送っています。ですが、同じ物の怪憑きの親であっても愛情を持って育てる者もいれば、その恩恵だけを得て子どもを手放す者もいました。そのため親からの愛を得なかった者と得た者、それぞれの立場によって考え方の差異や、抱える劣等感があり、同じ十二支同士でありながら衝突することも。それでも、「猫の物の怪憑きよりはマシだ」と思わざるを得ない環境にあり、自分自身がつらいと思っていてもなお、自分たちより下を見て「大丈夫」と思うことで本心に蓋をしています。

そんな環境に拍車をかけているのが草摩家の現当主であり、十二支にとっての「神様」である草摩慊人の存在。気難しい性格と、十二支と神様の間にある理性ではかなわない絆(=呪い)によって、幼少期から十二支としてではない自分自身を表すことが許されなかった由希らですが、透との出会い・優しさに触れて自分自身を受け入れていきます。しかし、彼らにとって救いとなった透の存在は、慊人にとっては”自分の大切な絆を壊す邪魔な存在”となってしまうのです。

軽いネタバレになってしまいますが、慊人もまた「親からの愛情」を受けることが出来なかった側の存在。少年漫画的に言えば”ラスボス”である慊人と透の対峙シーンは必見です。また、「愛を得た側」である草摩燈路(未)と「愛を得なかった側」草摩紅葉(卯)のキャラクターは対照的で、セリフの一つ一つに共感と気付きを得ます。(個人的に、紅葉は本作で一番「幸せになってほしい」キャラクターです…!)

透の存在

個人的に称するなら、透は女神か聖母です。この作品に出会ってからずっと、「こんな女性になりたい、こんな女性でいたい」と思える理想的な人で、いつか子どもを持つことがあれば、思いを込めて「透」と名付けたいと思っていたほど!(実際には違う名前を付けましたが)私が今まで読んできた数多くの作品の中で不動の1位を誇る女性キャラです。現代からすると少し古い少女漫画、序盤はTHE・ラブコメファンタジー感が強めですが、読み進めた先には素晴らしい作品に出会えたと思ってもらえるであろう要素がふんだんに盛り込まれています。女性のみならず、男性にもおすすめしたい作品です。(なお、私の親友♂もこの作品が大好きで、先述の子どもの名付けは同じ考えでした笑)

孤独を知るからこそ、永遠や絆を信じたい。そんな想いからくる透の優しさや強さ・無償の愛は、草摩家のキャラクター達を通して読者にも「ありのままの自分」を受け入れるきっかけをくれます。
透たちと同世代の頃から読んでいますが、産後は読む時間がなく、残念ながら久しく触れていない中、記事を書くにあたって思い返してみると、親になった今こそ読みたいなと思いました。コメディリリーフであった十二支の呪いは、裏を返せば親子間の呪いを描いており、そんな呪いから自己受容までが丁寧に描かれている感動作品です。

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